文化祭企画案内「公共サービス」

 文化祭を行う上で、文化祭の実行委員会が行っうような内容を、クラスで分担することもあります。全校生徒や来場者のための「公共サービス」とも言える内容を紹介します。

【1】分別ゴミ箱

実用本位のゴミ箱。たくさん入るのが重要。

新聞で覆うと、汚れが目立ちにくい。

面白いデザインのゴミ箱。
燃えるゴミと、プラスチックなどの燃えないゴミ、そして空き缶などの資源ごみを分別して捨てる習慣をつけたい。
文化祭で環境を守るために分別を徹底したい。そのために、大きなゴミ箱を一か所に3つ以上、全校で30個以上作る必要がある。
実用本位でも良いが、イラストをつけたり、人形の口に入れるなどの工夫もできる。

この発想を延長して、独自の衣装を着て、文化祭当日に全校のゴミ拾いを行うクリーン部隊を組織するのも面白い。ディズニーランドでも、格好良い衣装でゴミを拾うスタッフが巡回している。



【2】校内案内図
来場者は、校舎内の方向感覚がなかなかつかめない。見たい出し物がどこで行われているか、ハッキリわかる案内図が望まれる。パンフレットにも載っていることが多いが、現在地がすぐ分かる校内案内図があると便利だ。


校舎を立体的にした校内案内図。催し物の場所が一目でわかる。

手前のボタンを押すと、校舎が光って場所がすぐわかる電光式の校内案内図。

階段付近に置かれた案内図。凝ったものも良いが、校内に数多く作るには、普通の図が現実的かも。


【3】方向看板

普段通っている生徒なら「こっちが東校舎」で「体育館は向こう」と分かるが、来場者には分かりにくい。来場者の立場に立って、方向看板を設置すると親切だ。




4】団体紹介ビデオ


参加団体の紹介ビデオを昇降口付近の目立つ所で上映してはどうだろう。
パンフレットの文では中身が伝わりにくい上に、丁寧に一通り目を通す人は少ない。しかし、ビデオなら非常に印象に残りやすい。

特に校舎の最上階の目立ちにくい場所を使っている団体や、一度入ると1時間出られない演劇の大まかな中身を知れるのは大きい。

【5】献血・救命体験

献血をするのは、医療スタッフ。生徒は、献血に関する発表を行う。

心臓マッサージの体験。専門機関の指導を受け、道具を使うと良い。



平成24年4月17日