文化祭企画案内「飲食店・模擬店」
説明文追加・・2012年3月15日
学校によって呼び方は異なるが、室内で座って食べる「飲食店」と、屋外・体育館などで主に飲食物を売る「模擬店」の企画を紹介する。
教室全体を純日本風にした「和風喫茶」は、凝った飲食店の中でよく見られる。
装飾に、木材、竹、石、障子などを使い、提供する飲食物は、日本茶、団子あたりが中心となる。
床の一部に、石を敷き詰めるには、ものすごく手間がかかる。持ち込む前の石はたいてい汚れているので洗って乾かすのに一苦労。教室まで運ぶのも大変。終わった後の掃除も人海戦術となる。そもそも床が汚れて傷つくと思われ、先生からの許可を得るのも簡単な学校は少ないだろう。
装飾を凝る場合「和風」にするのが良い点は、十分な計画性がなくても何とかなる点だ。初めの話し合いがいい加減で、壁の装飾と机の装飾とメニューを別の班で勝手に進めても、結構整合性が取れる。コンセプトがあいまいのまま準備を始めて、文化祭が近くなって意識が高まってから計画を変更するのもアリなのが和風の飲食店と言える。 上の和風の写真は、3枚とも別の高校だが、左の写真のテーブルの教室の装飾が、3枚のどれでも十分通じる。
その3「凝った装飾の模擬店」
流しそうめんは、そうめんを流す竹を組むのに試行錯誤が必要で、かなり手間がかかる。校舎の二階からそうめんを流す大規模なものも見たことがある。問題になるのは、許可が出るかどうかだ。保健所は、検便が必要といった基準はあるが、個々の企画に対する基準というのは必ずしも明確ではない。そのため、今まで難の問題も起こしていない伝統校には細かく口をはさまないとか、保健所の担当者が変わったとたんに厳しくなったとかいう話も聞く。
流しそうめんは、来場者に飲食物を提供するという位置づけより、こんな凝った企画をしたんだ、すごいだろうとアピールする色彩が濃くなると言える。
わんこそばは、衛生面では大きな問題はないだろう。食べて楽しい、近くで見ていて楽しい企画と言える。
「焼きイモ」
ドラム缶でイモを焼く。大量生産には向かないが、注目度は高い。
「もちつき」
もちつきをすると、掛け声が必要で活気が出る。イベントとしてもちをついて、そのもちを使って団子を作れば盛り上がる。
その6・大食堂
体育館のような広い場所が使えれば「大食堂」として活用できる。模擬店を外で開くと、雨や強風の影響を受けるが、屋内だと影響を受けずに衛生的。 広い場所で、休憩室の役割も持たせられる。 |