文化祭企画案内A「壁画」
文化祭で、校舎の壁などに大きな壁画を作る企画が多くの学校で見られる。大きな壁画作りに取り組む長所は次の通りだ。
(1)とにかく目立ち、、やりがいがある。完成した時の達成感は大きい。
(2)地道な作業ではあるが、準備はそれなりに楽しい。
(3)作業量が膨大で、クラスの全員の協力が求められる。また運動部などで忙しい人でも、できる範囲で協力することが可能。そのため、クラスの雰囲気を良くする出し物として適切。
(4)多くの人に評価される。地元の新聞にも紹介されやすい企画になる。
![]() ↑環境問題の発表の一部として製作された。別の場所で環境の展示を行う。 |
![]() ↑空き缶の色を生かした壁画。フェンスにくくりつけて完成。 |
![]() ↑色がついていない「空き缶の底」に、塗料を塗って壁画にした。入口付近に設置。 |
![]() ↑全校生徒が空き缶集めに関わった大壁画。校舎の3階まで届いた。ここまで大規模なものは見たことがない。すごいの一言! |
![]() ↑左の大壁画の足場。3mを超える壁画は重くなるので、建築用の足場を組んでつるした。 |
雨が空き缶の中に溜まって重くならないように、上下に水が抜ける穴をあけるなどの工夫するとよい。 |
その2布壁画
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「左の写真」 校舎の3階から布に絵を描いて、つるしている。遠くからも見えるので「文化祭をやっているな」という気分になり、雰囲気を盛り上げられる。 大きいと強い風で破れないように、丈夫な布を使う必要がある。 「右の写真」 布や毛糸を、板に張り付けて作った壁画。屋外に設置したので、雨対策として農業用ビニールでおおっている。 |
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モザイク壁画は、原画をモザイクに直す作業から始まる。タテ4mヨコ8mの絵なら、タテヨコ4cmの正方形を100×200の2万枚貼って完成となる。 設計図を作るまでが、一人の人だけまず大変。そして、それを大勢の人が間違えずに貼っていく地味な作業となる。 右のモナリザは白黒だが、枚数も多く、何段階か濃淡の変化をつけた力作である。 |
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空き缶壁画と同じように、鶴の折り紙をたくさん折って、壁画を作ったもの。 写真は、9516の折り鶴で世界地図を完成させた。色も計画的に考えられている。 40人のクラスなら、1人200枚以上折る必要がある。 文化祭当日、来場した人に1枚ずつ折ってもらって、公開終了時刻直前に完成させるなんてこともできる。 |